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オリジナル脚本の『ラスト・フレンズ』と過去の名作 [テレビドラマ]

『ラスト・フレンズ』の第6話が終了しました。テレビ局側からすれば、いかにも刺激的に扱いたくなるテーマだと思いますが、微妙に抑制を効かせながら、順調に物語は進んでいます。昨今、アニメを原作とするドラマが多い中、本作は珍しいオリジナル脚本です。脚本家(浅野妙子)・関係者など、「生みの苦しみ」を伴っていることでしょう。その一方で、視聴者の反応を感じながら、よりよい最終着地点に到達できるというメリットもあります。あともう少しです。頑張って下さい。

080518-2ラスト・フレンズ脚本.JPGさて、ここでは過去3年間(2006年~2008年)のオリジナル脚本によるドラマを調べてみました。対象は平均視聴率15%以上、作品の( )内は主役、脚本家の( )内は代表作もしくは個人的に好きな作品です。

『薔薇のない花屋』(19%、香取慎吾・竹内結子)→野島伸司(『高校教師』『ひとつ屋根の下』)
『プロポーズ大作戦』(17%、山口智久、長澤まさみ)→金子茂樹(『ハチミツとクローバー』)
『ハケンの品格』(20%、篠原涼子)→中園ミホ(『anego』『白鳥麗子でございます』)
『14才の母』(19%、志田未来)→井上由美子(『エンジン』『白い巨塔』)
『僕の歩く道』(18%、草なぎ剛)→橋部敦子(『僕と彼女と生きる道』『救命病棟24時』)
『結婚できない男』(17%、阿部寛)→尾崎将也(『鬼嫁日記』『ラブジェネレーション』)
『トップキャスター』(18%、天海祐希)→坂元裕二(『あなたの隣に誰かいる』『東京ラブストーリー』)
『輪舞曲』(16%、竹野内豊、チェ・ジウ)→渡邉睦月(『逃亡者 RUNAWAY』) 

トレンディドラマ時代から活躍している坂元裕二は、いまだに健在です。業界的には大先生なのでしょうね。また、現在放送中のキムタク『CHANGE』もオリジナル脚本(福田靖『ガリレオ』)です。この中に名を連ねる作品に仕上がることを期待しています。

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