北京五輪に照準を定め、シャープから液晶テレビ「AQUOS」が22機種登場!!

さすがシャープ、怒涛のラインナップです。北京五輪需要を見込んで液晶テレビ「AQUOS」を3シリーズで22機種も発表しました。当然、上位のRシリーズが高画質で多機能なモデルなわけですが、庶民が注目すべきは一番小さい32V型のLC-32GX5（23万円前後/6月1日発売）、LC-32DS5（22万円前後/7月10日発売）になるかと思います。

両モデルは、32V型でありながら「フルHD化」と「倍速駆動」を兼ね備えました。現在の液晶テレビはBSデジタル放送の画面に合わせた「横1920×縦1080」が最大画素数です（地上デジタル放送は1440×1080）。32V型はその最小サイズですから、小さい画面の中に画素がつまりすぎて、うまく作らないと暗くなってしまいます。まずはその点を一層向上させたのでしょう。

一方の「倍速駆動」は本来放送で送られてくるデータにない映像を2倍の速さで作り出して表示する技術です。画面が緻密になる分、止まった映像（静止画）はきれいなのですが、動いている映像（動画）には弱い点もあります。どこで安定させるかは技術者の感性にも関わってきます。実際には店頭で確認してみるのがいいでしょう。

以上、仕様的にはLC-32GX5とLC-32DS5は優れたモデルです。前者は暗めのシルバーのみ、後者はブラック、レッド、ホワイトの3色でユニークなデザイン性を追求しています。

皆さんはどの液晶テレビに注目していますか?

SHARP AQUOS 32V型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ LC-32GX5

• 出版社/メーカー: シャープ
• メディア: エレクトロニクス

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